●先生は言いなり玩具/第2巻/第11話/美波はるこ【感想・あらすじ・ネタバレ】

冒頭は、隼人の回想。


葵に対して元々はあまり良い印象を抱いてなかったのに、ふとしたことがきっかけでイメージが反転・迫って・付き合うようになって・・・


そして今。



隼人は電話越しに、


”オレ今　先生と温泉旅行中　ふたりとももう自然消滅に向かってるっぽかったし　先生もらってもいいよね？”


”おまえも女誘ってくれば？月桂荘にいる　じゃあね”という弟の声を聞いていた。




と言うのも、黒沢弟はチャチャっと強引に葵を温泉旅行に連れ出すと、行く道すがらの車内で・・・・・・したばかりだというのに、宿に着くなりサクっと隼人に電話。


何も知らない葵が 流されつつもどこか浮かない顔をしているのとは対照的に、黒沢弟はどこまでも余裕でただのちょっとしたイタズラをしているかのよう。



さらに、葵が「帰ったらちゃんと隼人くんと別れて、二度とあなたの事彼の名前で呼んだりしない」と言っても、「オレの名前呼びながら○○たいって話？」とすっとぼけて抱こうとする始末。。


とは言え、携帯に隼人からの着信音が流れると、葵は葵でビクッと反応してしまいます。




しかも、隼人は”いま月桂荘の外にいる　出てきて”と言うし、


黒沢弟は”マジできたのあいつすげえ！！宿の名前しか教えてないのに”


”浴衣姿見せびらかしてやろうか　それとも着替えて神妙な顔して出てく？”と大笑いするし。



葵はその他人事ぶりに、隼人が昔自分に言った


”ほんとはオレ先生にすげぇ嫌われてんじゃねぇかって思う”と言う台詞の意味を痛感して・・・。



●感想●


隼人からの着信があったとき、声を聞くまでに葵は「別れ」・「復縁」両方の可能性をほんの一瞬は感じたんじゃないのかな・・・？


そんな様子をケラケラっとしながら見てる黒沢弟・・・どSすぎる。。。


そして次話、４人の修羅場・・・！？





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